春の歯ぐきを守る追加のアドバイス


 

前回のケアに加えて、この時期にぜひ取り入れていただきたい習慣をご紹介します。

 

「鼻うがい」で間接的な口腔ケア

鼻づまりが解消されれば、自然と「口呼吸」から「鼻呼吸」に戻ることができます。
口腔内の乾燥を防ぐことは、高価な歯磨き粉を使うこと以上に歯周病抑制に効果的です。

 

歯ブラシの「毛先」をいつもより柔らかめに

花粉症の時期、歯ぐきは炎症性サイトカインの影響でデリケートになっています。
普段「ふつう」の硬さを使っている方も、この時期だけは「やわらかめ」を選び、マッサージするように優しく磨くことで、組織へのダメージを抑えつつ血流を改善できます。

 

抗炎症成分入りのケア用品を賢く選ぶ

市販の歯磨き粉や洗口液を選ぶ際は、グリチルリチン酸二カリウム(GK2)などの抗炎症成分が含まれているものが、季節性の歯ぐきのムズムズ感を抑える助けになります。

 

予防歯科から見る「春のメンテナンス」の重要性

歯周病は、一度進行して骨を失ってしまうと、元の状態に戻すことは非常に困難です。だからこそ、「炎症が起きやすい時期に、いかにダメージを最小限に抑えるか」が、10年後、20年後の歯の残存数に直結します。

「鼻がつまっていて歯科医院に行くのがつらい」という方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこの時期こそ、プロによるバイオフィルム(細菌の膜)の除去が、全身の炎症レベルを下げることにつながります。

 

いなげ歯科の「守る」治療

当院では、患者さんのライフスタイルや季節ごとの体調変化に寄り添った予防管理を提案しています。
「ただの季節のせい」と放置せず、お口の中の「炎症の火種」を一緒に消していきましょう。

高田馬場駅戸山口(南)出口より徒歩2分。 お口のベタつきや歯ぐきの違和感など、どんな些細なことでもご相談ください。

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【参考文献】

  • 日本臨床歯周病学会 歯周病と全身疾患
  • Yamaguchi T, et al. Association between allergic rhinitis and periodontitis. Scientific Reports. 2016.
  • Abbate R, et al. Inflammation and cardiovascular disease. Internal and Emergency Medicine. 2007.